フォーム(握り方)

マッチド・グリップの持ち方(その4)

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マーチングのマッチド・グリップの親指と人差し指の関係について説明してきましたが、今回紹介する内容はスティックの支点です。

私は日本の指導者から教わったグリップがメインであり、ほとんどがDCIなどのグリップを真似したり研究したりしたもので、ほとんどが独学です。

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しかし、グリップを追求していくにつれて、本場DCIのグリップと日本のグリップは異なることに気づきました。今までの日本の常識的?グリップの考え方から少し外れた別のグリップにもふれて紹介します。

それに伴って、スティックの支点も違ってくるので参考にしてください。

※紹介する内容には個人的な意見が含まれています。指導者やスタイルなどによって考え方も異なってきますので、参考程度としてください。

≪マッチド・グリップの支点について≫

まずは、日本的グリップの場合におけるスティックの支点について少し説明していきます。

日本的グリップは、親指と人差し指でスティックの支点をつくって叩くという吹奏楽的?理論であることがほとんどでした

そのため、私自身が初心者だったころは、親指と人差し指でしっかり握って支点をつくって叩くと解釈し、あやまった練習をたくさんしていました。

YouTubeに参考になる動画がなかったので、そのグリップを再現してみました。

しかしマーチングはリスト(手首)コントロールが基本です。

ここまでの内容に矛盾があることに気づきませんか?

その矛盾とは、親指と人差し指で支点をつくって叩くのであれば、動画のように吹奏楽的な指を極力スティックに触れないようなグリップをするか、フレンチグリップのようにフィンガー(指)コントロールが中心のグリップでなければ、私は親指と人差し指に支点があるという感覚は理解できません。

そもそも支点とは、固定された点(てこの原理により回転運動するものの中心の支えとなる点)を意味しています。

マーチングのように手首を主に使うコントロールをすれば、親指と人差し指の支点とされる部分は大きく動いているので、細かいことを言うとそこは支点ではないという考えです。

また、コントロールがしにくくなるから基本的には指をスティックから離さないうに叩く(特に小指)

というのもマーチングバッテリーのグリップの基本です。

『指をできる限り握って叩く(指を離さず叩く)』という基本のグリップを意識すると、スティックや指の自由が制限さてしまいます。よって、親指と人差し指で支点をつくったとしても、その支点を使ったコントロールはほとんどできません。

 

では、DCI・海外のドラムコーではどのようなスティックの握り方をし、スティックの支点を指導しているのでしょう?

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実際に指導を受けたことがない、そもそも英語すらわからない(笑)ので具体的な説明をすることはできませんが、

フリー・グリップという

支点が存在しないグリップ

を基本として叩いています

なんじゃそのグリップは?ってなりますが動画をご覧ください。

特に1分55秒からのテナーの叩き方を見るとわかりやすいです。

簡単に説明するとフリー・グリップ支点となる部分は基本的には存在していません。叩く譜面の難易度(ルーディメンツ)により支点の位置が変化します。

支点が存在しないグリップですがその位置となる場所を説明すると、中指から小指にかけてが支点になります。

そのためフリー・グリップの場合、

親指と人差し指は

力点になります

動画を見ると親指で押し込むようにして叩いているように見えるのは、親指と人差し指が力点となって作用しているからです。

 

なぜ支点について説明したのか?

それは、親指と人差し指の関係を紹介してきていますが、『必ずしも親指と人差し指が支点ではない』と理解したうえで練習をしてほしいからです。

指導してきた人の中には、あやまった解釈により支点を意識しすぎて癖になってしまった人がいます。

『マーチングバッテリーにおける究極のスティックの支点は親指と人差し指ではない』ということを理解し、自然に無理なく手首と指を使ったコントロールができるよう心がけましょう。

具体的なフリー・グリップの内容についてはまた投稿していきたいと思います。

 

以上、マッチド・グリップの握り方(その4)でした。

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